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2015/05/17

主催は何を考えてルールを組んだのか?神戸AC大会で行った「仕掛け」について語る

5/16(土)神戸AC大会の参加者の皆様、お疲れ様でした!
思った以上の遠征にお越しいただいたことで、試合数も多く想定時間もカツカツになりましたが、ご協力いただいたおかげでスムーズに進行できました。ありがとうございます。

さて、今回の大会は今までの大会と違い、見慣れないルールも多かったと思います。
もちろん、ただなんとなく作るのでは、こういうルールにはなりません。今回は、主催として考えていた裏側の仕掛けを記事にしてみたいと思います。





◎大会のテーマは「公平性」と「攻めを強く」
今大会のルールを策定するにあたり、自分が前々から感じていた疑問を、形にして提示してみようという思いがありました。
そのうちの一つは、最近のレギュレーションについての考え方です。

AAの対戦は10年以上続いているというのもあり、そろそろプレイヤー全体にも飽きが出てきているころ。
そのため、レギュレーションの見直しを図るような意見もちらほらと見かけるようになりました。

ただ、中には今まで続いてきたAAのゲーム性を根本から変えてしまうようなものもあり、そこに強く疑問を感じています。
例えばキャノン解禁レギュがそうで、突き詰めればキャノンありきのバランスになる可能性が高いと感じています。
ゲーム性を大きく変えると、それはもう別のゲームになってしまう。それだったら、自分好みの性格を持った別のゲームをやれば良い話で、AAをにかじりつく必要は全然ない、というのが自分の見解です。
大昔にあった強化NBも同じだと自分は思っています。当時はAAみたいに動ける!などと謳われていたような記憶もありますが(実際にはSLや4系の方が近かったような……)、それだったらAAやるよ、というのがほとんどのAAプレイヤーだったのではないでしょうか。

とはいえ、最近の傾向としてRTなどの攻める機体が比較的勝ちづらくなっていることは理解していますし、攻め側をもう少し強くしたいという声があるのも知っているので、現状のゲーム性を維持しながら、攻め側の機体を強くしようと考えました。
そこで、使用ステージを比較的狭いマップにすることで、攻守のバランスを取るというアイデアが生まれました。
何より、使用ステージの変更だけってルールとしてとてもわかりやすいですよね。
参加者側にも混乱が少なくて気軽だし、別の対戦バランスに操作したいときは別のステージを選ぶだけでいい。

また、使用パーツの制限など、アセンに関係するレギュレーションの議論が活発に行われやすいのがAC界隈の特徴ですが、トーナメント形式や進行など、公平性を重視した大会の作り方があまり徹底されていない、ということも疑問に感じていました。対戦人口が少ないことで問題になりにくかった背景があると思いますが、今回はそこに手を入れて、プレイヤーに提案してみようと思いました。



◎Ombreが考える大会の「公平性」
まず、個人的には2Pラグは存在すると考えています。
存在しないという説もあるようですが、あるのかないのか分からないのなら、ある前提で考えたほうが良い物にできると考えました。
そこで生まれたのが対戦台交代制で、同時にテレビのサイズや明るさが環境により統一できない問題も解決できます。お互いが両方の台を使うことになるから、公平になるはずです。

また、AAのゲーム性から、一発勝負のトーナメントでは相性の悪い相手と当たった時に、実力が正しく反映されにくいと考えています。ここは会場の都合など、大会にどれだけ時間を割けるかという部分が関係しますが、最も公平な評価基準は総当り戦だと考えました。
今回は参加人数も多いため、ステージを2つに分け、グループステージで総当りを採用することにしました。

しかし、ここで問題が出ます。総当りであれば対戦台を1回ずつ入れ替えて、1試合2戦ドローありで進行すれば公平です。しかしトーナメントでは白黒付けなければいけないので、どうしても3戦目を実施する必要があります。
3戦目をどちらの台でプレーするかを決めなければいけないので、そこはジャンケンにするしかないが……それに対応する権利を作らないと公平性が失われます。
当初は今回使用した3ステージ+いくつかのステージを使用して、対戦台選択権を持たないプレイヤーにステージを選択させるルールを考えていましたが、さすがに対戦台選択に対してステージ選択側が有利になりすぎます。ステージは3つに絞って、順番のみ決定する方式にすることで、比較的バランスのとれたルールにしたつもりです。



◎面倒でも機体は事前提出の方がいい
トーナメントの対戦組み合わせが決まった後にアセンを決定する人も多いです。例えば、1~2回戦でRTと当たりそうだから、後のほうでグレタンに負けるのはいいのでリニアタンクを出そう、とか。個人的には、優勝を見据えて機体を決めた人が、「ここまで勝ち進めればいいや」と考える人にアセン相性負けしてしまう状況は公平性にかけると思っているので、機体の事前提出制を取りました。

提出時に機体を見ることで全体の傾向をつかむことは可能ですが、グループステージは機体提出の後に組み合わせが決定するため、苦手な相手に当たらないとは限りません。ある程度汎用で戦える機体を組み上げる必要性は皆感じたはずです。
同時に、誰と当たるかわからない状況だからこそ、参加者の多くが、まじめにルールを読み解き、メタゲームに積極的に参加しようとするはずです。事前提出性と使用ステージを絞ったことで、大会が始まる前から、多くのプレイヤーがアセンを考え、悩み、楽しむ時間を作れたのではないかと思っています。
マルチプレイヤーが能力を発揮しやすいのもこのルールで、いろいろな機体を扱えること自体を評価したいという狙いもあります。

副産物として、全員のデータを集めることで、レポートは非常に作りやすかったです。
参加者に手間を書けさせないため、データの保存場所は一番下(AAの新規セーブデータ作成は一番下にデータができる)、武器だけ初期ライフルにしておけば2~3機目はいじらなくてOK、などの配慮もしてみました。







いかがだったでしょうか。
ACの大会を主催したことがない方の中には、「ここまで考えてやっているのか……」という感想を抱いた方もいるかもしれませんが、いつもそうでもありません。
今回はたまたま大会開催の狙いとか難しいことを考えながらルールを作りましたが、結果的には大会が盛り上がってくれたし、プラスの方に作用したと思いたいですね!

次回は、このルールを受けて参加者がどう感じ、どんな機体を組んできたのか。そんなメタゲームの展開を読み解いてみたいと思います。
個人的には、ほぼほぼ狙い通りのメタゲームが展開されたという印象です!w
ただ、嬉しい誤算もありました。そこも含めて語っていきたいですね。

それではまた!

コメント

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とても参考になりました

1勝1敗になった場合は3戦目をやらずとも残りAPの合計で勝負を決めると良いのでは?

それは軽量機と重量機で初期APや装甲などの条件が全然違うのでフェアな対戦にはならないので採用できないです。
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