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2015/06/09

5/16(土)神戸AC大会 芦田さんvs春風さんの試合を解説します。

5/16(土)神戸AC大会から、もう1ヶ月が過ぎようとしています。
そろそろ、みなさんも大会の動画をひと通りご覧になられたでしょうか。
最近AAを始めた方の中には、動画を見ながら学ぶことがあったり、「俺もこの動きをやってみよう!」といった感じでイメージをふくらませている人もいるのではないでしょうか?

今回はそんな方たちのため……というわけでもないですが、大会の動画の中で素晴らしいプレーをいくつかピックアップして、具体的に解説を試みたいと思います。

AAの対戦を解説するには、シーンごとにケースバイケースなものが多くて、なかなか一般化するのは難しいもの。
この解説だけを見てAAに対する理解度が急に上がるといったことはありません。
ただ、やはり千里の道も一歩から。僕独自の視点にはなりますが、今回の解説がAAを理解する一助になれば幸いです。

※時間は、ニコニコ動画の再生時間基準で表記しています。

まず最初は、準決勝 芦田さんvs春風さんの試合、3戦目(アリーナ)を振り返ってみたいと思います。




リニアタンクと軽チェインタンクの試合。
最終的に春風さんが勝利しましたが、最初に芦田さんの取った戦略の正しさについて解説を試みたいと思います。

まずこの試合の機体相性ですが、正直言うと僕自身はタンクを余り使わないので、どちらが有利かは正確に把握していません。
ただし、春風さんの軽チェインタンクは総火力の問題からAP9610のタンクを落としきるのはわりと難しい方だと思います。
リニアタンクを使った芦田さんが微有利くらいのような気がしますが……今回はどちらのアセンが有利かをテーマとはしません。

Eスナの刺し合いは強化EスナのXA2と固い装甲のROOKということで、それほど差が出るとは思えません。1発~2発外せばこの程度の差は大勢に影響しない気がするので、Eスナの撃ち合いはアセンより精度で差がつく問題だと思います。
やはり一番差が付きやすいのはキャノンなので、キャノンの特性を見ていきましょう。

実は、軽チェインは連続で当てれば大グレに匹敵するくらい瞬間火力が出ます。ただし熱暴走中に撃ち込むと総火力が足りなくなりがちです。
リニアも直撃であれば同じくらいダメージが出せます。しかし、少し離れるだけで火力が下がってしまいます。またリロードが長いので、一瞬の交錯は強いですが、数秒以上の撃ち合いでは瞬間火力が落ちます。

この2つの差を考えた時、軽チェインが勝てるシチュエーションは2つだと考えました。
○軽さを活かして、相手の死角から撃つ
○リニアが直撃せず、かつ軽チェインがほぼ確定で当たる距離で撃つ
(☓軽チェインをフルリロードで当て続ける→仮に瞬間火力で勝てても総火力が足りなくなりがち)

逆に言えば、リニアタンク側はこのシチュエーションを作らせたくありません。
つまり、
・死角を取られない
・軽チェインだけ当たる距離からは逃げるか、前OBで距離を詰めて直撃を当てる
この2つを実践しなければなりません。
芦田さんが終盤ギリギリまでリードをキープしていたのは、この立ち回りができていたからだと思っています。
チェインを食らいそうな距離から早めに前OBしてリニアキャノンを当てているシーンが6回あります。
時間はざっくり0:50~、1:08~、1:38~、2:07~、2:22~、3:10~あたり。
うち5回は直撃に成功しています。ロックオンサイトが広いとはいえ高い確率です。
積極的に当てていたことでEスナも余りがちになり、ほぼ勝ち確といった状況で試合終盤を迎えます。

逆に春風さんは、試合序盤の芦田さんの動きに対して対策があいまいになっていた感はあります。
つまり、チェインとリニアの射程差で勝負するのか、思い切って死角を取るのか、少しどっちつかずだったかも、ということです。
個人的な印象では、春風さんはタンク同士の対戦での位置取り(見失わせる動き)が上手いのですが、序盤は相手の後ろではなく前に着地するなど、中途半端な攻めが目立ちます(それも芦田さんの術中かもしれませんが)。もちろん、毎回成功する動きではないのですけれど。
しかし、この見失わせる動きが最後の最後に成功します。それが3:20~の流れ。見失わせることでダメージを取ることはもちろん、何より芦田さんの精神的動揺を誘うことに成功したようにも思います。
芦田さんはこの攻めを通されてしまった後、Eスナで撃破を狙うまでは良かったのですが、立て続けに射撃を外してしまい一転ピンチに。

僕が勝負が決まったと思うのは、3:40~のシーン。
Eスナを撃ち切った後に柱に隠れるのですが、自分の背後にある柱ではなく、前にある柱を使っています。
見えている柱なので安全に隠れられますが、反面、距離が詰まってしまいます。その分、相手に死角に回られるリスクが高まることになります。
撃ち合いなら先に落とせるので、この場面で最もケアしなければならないのは死角を取られること。そしてリミカで落とされること。
冷静であれば一歩下がって後ろの柱を使えたと思いますが……春風さんの攻めとEスナ射撃の失敗が芦田さんを焦らせてしまいました。
そして、その後に芦田さんは前OBからリニアを狙いますが、これが外れて、ENゲージと熱量が厳しい状況に。そこに春風さんがカウンターで上を取りつつリミカを仕掛けます。リミカに即座に気づくことができなかった芦田さんがEスナを撃ち込まれて撃破負け。
芦田さんが試合終盤に勝ち急がなければ、決勝は違う組み合わせで行われたかもしれません。


準決勝 芦田さんvs春風さんの解説は以上となりますが、いかがでしたか?
確かに勝利したのは春風さんですし、最後の攻めやEスナ回避、リミカまでの試合運びなど素晴らしいプレイだったのですが、僕個人としては、芦田さんの試合全体を通しての戦略が光った試合だという印象が強かったです。
これだけ極まった試合だと動画の資料価値も高いですし、リニアvs軽チェインという対戦があまり発生しないですから、この組み合わせの立ち回りが気になるという方は是非、繰り返し見てみて下さい。

次回は3位決定戦の動画を振り返ってみる予定です。それでは。

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